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製品情報

キャブレター燃調キットとは?  −Part.1−

キャブバード

 空気が燃料を完全に燃やす理想的な空燃比は14.8とされてます。しかしバイクの走行状況によってバイクが要求する空燃比は違ってきます。アイドル時には空燃比が大きく、高速では小さく、中速ではその中間というのが普通ですが、個々のバイクの性格によって異なった空燃比が要求されます。さらにライダーの好みや乗り方によっても適切な空燃比は違ってきます。さらに厄介のことには、バイクというのは使ってるうちに徐々に空燃比が変わってくるのが当り前だということです。
その理由は、
 @キャブレターそのものの老朽化
 Aエアフィルターやマフラーの状態の変化
 B各接合部のゆるみ
等々多岐にわたります。加えて電気系統の劣化やエンジンそのものの磨耗等が加わると、バイクの機嫌をとるのはなかなかの難事業となってしまいます。

 従来から調子の悪いバイクを元に戻す、さらにはより一層性能を向上させる、といったテーマに燃料供給の面から対応する部品が多数市販されてます。なかでも交換用のメインジェットやパイロットジェットのセットは極めて一般的な商品で広く流布してます。

 パイロットジェットは主に低速領域を、メインジェットは主に高速領域を調整する部品とされてます。中速領域はもっぱらジェットニードルの分担とされてるのですが、ジェットニードルの交換部品は殆ど出回っておりません。一部車種で性能向上をうたった特殊な形状のものが市販されているだけです。そこでジェットニードルを調整しようとすれば、クリップの位置を動かすことだけしかできませんでした。しかしクリップ位置で調整できる空燃比はせいぜい±0.5程度ですので、多くの場合は満足な結果を得ることができません。

 これら市販の部品を組み合わせて燃料供給を調整するわけですが、一般的にそれは相当難しい作業でした。というのは、ジェットセットからジェットを選んでキャブレターに取り付けても、それでどの程度空燃比が変わるかはやってみなけりゃ分からないからです。調整できる空燃比は大雑把で、その範囲も限られてました。何度も何度も試行錯誤を繰り返して、やっと適切なサイズのジェットを確定できればラッキーといったありさまです。だから相当に腕のよいバイクマニアが幸運に恵まれた場合にしか良い結果は得られないというのが現実でした。さらに加えて、特殊な形状のジェットニードルに交換するとなると、それとバランスのとれるパイロットジェットやメインジェットをどうするかという問題もありました。

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