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製品情報

キャブレター燃調キットの用途  −Part.1−

キャブバード

 燃調キットの一つ目の用途はトラブルシューティング(不調改善)です。燃料供給に問題があるバイクの修理に使います。従ってまずバイク不調の原因が燃料供給によるものかそれ以外の原因かを突き止めねばなりません。そのためにはシャーシダイナモや空燃比計で空燃比を正確に測るのがベストなのは言うまでもありませんが、実際問題として思うにまかせないケースが多いでしょう。そんな場合に備えて以下の簡易判定法を用意しました。不調判断の手助けとしてご利用ください。

 簡易判定法は二つ用意しました。

 一つ目は《バイクのご機嫌診断リスト》をクリックしてください。これでおおよそのメドをつけてください。この表に無いトラブルは燃料供給が原因じゃない可能性が大きいので、まずは他の部位を調べてください。

 空燃比をどちらの方向にどれくらいもっていけば問題が解決するかを判断するのに有効なもう一つの方法が《プラグの顔色診断》です。プラグの各部分の色やツヤを詳細に観察することにより、空燃比の状況が随分と明らかになります。

 これらを総合的に勘案して、使用するジェット類とジェットニードルのサイズを決めてください。基本的な方向は、空燃比を大きくするにはパイロットジェット、ジットニードル、メインジェットの三点ともL方向に動かすべきですし、逆に空燃比を小さくするには全部をR方向に動かすべきです。しかし低速域、中速域、高速域のどの領域をどう変えたいかによって、L、S、Rの組み合わせは違ってきます。そこがキャブレターチューニングの醍醐味ともいえるでしょう。

 燃調キットのもう一つの用途は、バイクのチューンナップ(性能向上)です。但しキャブレターは自分で力を生み出す機器じゃありませんので、キャブレターだけをいくら調整してもチューンナップの効果はあまり期待できません。エンジンおよびエンジンの前後の部品を取り替えてチューンナップをする際に、それらと適合するようにキャブレターを調整することによって性能が向上すると理解してください。例えば空気通過量を多くするエアフィルターや排気抵抗を減らすマフラーに交換してエンジンの性能を向上させようとすれば、当然ながらエンジンが要求する混合気の条件も違ってきます。そこでキャブレター調整の出番です。それを容易に満たすのが燃調キットです。